どこかで見たことがある写真だなと思われたのではないでしょうか？ そうです、今朝の朝日新聞の社会面で「猛火に耐えた　希望のコアラ」の記事の写真です。 史上最悪の山火事に見舞われたオーストラリアで、消火活動中に救出された野生のコアラが差し出された ペットボトルから美味しそうに水を飲んでいるところです。 普段ユーカリの葉っぱから水分を摂っているコアラが水分を摂れなくなりペットボトルから水をもらうという異常事態だと理解していたし、動きののろいコアラのこと相当数の犠牲がでたことだろうと思っていました。 最終的には300人を超える死者が予想されている今回の大火災は猛暑や極度の乾燥で自然発火したものと 思われているますが放火者逮捕のニュースも届いています。 そんな折、ジュンさんがオーストラリアの友人から送られてきた写真を投稿して下さいました。 いずれも火事の前で、猛暑による異常乾燥でユーカリから水分が摂れず、 道路に出てきてサイクリストのペットボトルから水をもらっているところと 喉をカラカラにして人家にやってきて水浴びをしているところです。 野生のコアラが人前に現れることも水を直接飲むこともめったにないことだそうです。 シドニー・ボーイさんによれば豪州北部の大洪水も大変だそうです。 幹線道路が寸断されトラックが数珠つなぎで食糧調達が大変だそうです。スーパーには、全く品物が無くなり、 知人の友人は、缶詰で食いつないでいるそうです。 自然の猛威には人間は無力ですね、早くおさまることを祈るのみです。 (2009.02.13　dora記)